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かつて黄金に輝く太陽は、世界に息吹を与える生命力の源であり、この世に存在するあらゆる魔法の起源でもあった。 太陽から力を与えられた星々が、その力で人類をより豊かにし、四つの世界はその光の下でそれぞれの文明を築き上げ、繁栄を極めていた。だが、ある時を境に太陽は穢れて、黒く染まり、生命の源たる力は死の根源へと変わり果てた。 大地は裂け、津波が陸を呑み込み、星々は落ちていった。世界の境界が崩れ去り一つに混ざり合う。その過程で人類のほとんどが命を落としてしまった。 生き残った者たちは、その災難の日を「黒い太陽の災厄」と名付けた。 しかし、その後も異変が終わることはなかった。各地に「混沌エネルギー」と呼ばれる不吉な気配が広がり、それらが魔物を生み出し、生命体を暴走させたのだ。 こうして生まれた「モンスター」たちは、人類を無差別に襲い、「災厄」から生き残った世界すら終末へと追い込んでいる。

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そこで人類を愛した星々は破滅しながらも、滅亡に抗おうとする強き意志を持つ者たちに、その力を託した。星の力を受け継いだ少女たちは「英雄」として生まれ変わり、壮大な運命を背負うこととなった。最も切なる願いから生まれ、絶望に砕かれゆく世界の中で、英雄たちは災厄を防ぎ、救済を成し遂げ、自らの願いを叶えねばならない。彼女たちは何を望み、いかにしてそれを手に入れるのか。避けられぬ旅路の果てに、どのような結末を迎えることになるのか──それはすべて、この旅を共にするあなた、セイヴィアの手に委ねられている。

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黒い太陽の災厄

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最初の宇宙は暗かった。漆黒の空虚には、まだいかなる存在にも定かならぬ小さなものたちが、細やかな砂糖の粉のごとく舞い散っていた。長い間、それらはいかなる思考も心も持ち得なかったが、ある日、その中の一つが願いを抱くようになった。何もない場所で抱くことのできる唯一の願い、それは「生まれたい」というものだった。願いは瞬く間に伝播し、無数の浮遊物が同じ心を持つようになった。そして「生まれたい」という願いが幾百、幾千、幾万と重なり合った時、奇跡のように最初の星が誕生した。最初の星は、願いを叶えるために光と熱、エネルギーを全宇宙に放ち黄金色に輝いた。そうして多くの存在が生まれ、生命を得て生きていくこととなった。時が流れ、自らを「人類」と称する生命たちはそれぞれ独自の「世界」を創り上げ、目に映る他のものたちに名を付けていった。最初の星は「太陽」という名で呼ばれるようになった。

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星と世界の繁栄

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世界が繁栄するにつれ、願いはより一層多様なものとなっていった。生命はもはや「生まれたい」という一つの願いだけ拘ることはなくなった。富や美食、安らかな寝床といった物質的な願いのみならず、友情や愛、幸福といった抽象的な願いもまた無数に存在した。太陽は世界をそっと見下ろしながら、より多くの願いを叶えられるよう、自らの身を少しずつ分けて数多の星々を生み出した。星々はそれぞれが一つの願いを叶えるための魔法の力を宿し、愛らしき生命たちがそれぞれの望みを実現できるよう手を差し伸べた。世界は星々の加護の下でより一層豊かに繁栄していった。

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黒い太陽の災厄

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黄金に輝いていた太陽が、ある日突如として漆黒に変わった。この予兆なき変化により、かつてない大災害が引き起こる。その原因は未だ解明されていない。全世界で同時に地震、津波、流星雨という三つの災いが多発し、これにより無数の命が失われた。それだけではなく、黒き太陽はかつてないほどの強大な引力を発し、それぞれ別の惑星として存在していた世界がその力に引き寄せられ、互いが衝突して崩壊するという事態が起こる。衝突した世界間の境界は崩れ去り、今では四つの世界が一つの塊のように固まっている。天を見上げれば、辛うじて墜落から免れた星々が見えるばかり。かつてのように無数の星明かりで溢れた夜空をもう見ることはできないだろう。黒い太陽は、まだ終末は終わっていないとでも告げるのように、あらゆる生命体の頭上で不吉な輝きを放っている。

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「混沌エネルギー」とその影響

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災難の後、正体不明な力が広まった。この力は動物を変異させたり、無生物に力を吹き込んでモンスター化させたり、未曾有のウイルスを作り出すなど、世界を汚染させている。このように黒い太陽の災厄の後も世界を混乱に陥れる原因となっているため、この力は「混沌エネルギー」と呼ばれている。普通、混沌エネルギーは紫を帯びたような暗い深紅色の粒子や、ぼんやりとした流れに見えるのがほとんどである。だがエネルギーの影響を強く受けたモンスターや地域では結晶として固まっている場合もある。このことは「混沌クリスタル」と呼ばれ、軽率に触れれば汚染の影響を受けるため注意が必要である。星の力を継承した英雄たちは、エネルギーに触れたりクリスタルに触ったりしても汚染されることはまずない。そのため、エネルギーの影響を受けた場所への出入りやモンスターと戦うことはもちろん、そのモンスターを自らの手足として従わせることもできる。

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英雄の誕生

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星々は墜落する前、星の力を扱える人間にその力を託し、彼らが世界を救うことができるよう願った。ずっと願い続ける力、星を誕生させたその強い意志は本来、生命体のものであったが故に。つまり、英雄となった少女たちは人類の中でも、極めて強い願いを抱いている者たちだと言えよう。星の力を継承した彼女たちは、強力なモンスターや魔法、装備をカードの形へと変換し、自在に扱う能力を得た。英雄たちは黒い太陽の災厄の真相を解き明かし、世界を救うための旅に出る。心の奥深くに秘められし本当の願いは、それぞれ異なっているけれども。

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それぞれの違い:「魔法」と「呪術」、そして「星の力」

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災厄以前からも、各世界には「魔法」や「呪術」という形で物理法則を超えた超常現象を扱う技術が存在していた。主にゲニスでは魔法が、メディエタでは呪術が発達しており、魔法や呪術をあまり使わないルミネとビスタでは飛躍的に発展した工学、科学技術がその領域をある程度補っている。本来、世界に存在する魔法と呪術は必ず「才能を持って生まれた者」のみが使える稀有な技であった。また、壮大な魔法や呪術を使用するには長く複雑な呪文、補助のための道具、時には生贄が必要であり、一つの魔法(呪術)を準備し実行するのには長い時間がかかったため、簡単に使えたり接したりしることができない力であった。しかし「星の力」は通常の 魔法や呪術とは異なる。 星は世界に存在するあらゆる力の源であるからだ。またそれだけでなく、最も根本的な形であるため、この力を継承した英雄たちは元来の魔法や呪術よりも強力な技を駆使することができる。 何より重要なのは、本来なら多くの準備が必要である「力をカードの形へと変換して一定の条件下で即座に発動」できる点、すなわち遥かに速く、柔軟に使用できるという点である。